「向かい干支」というものがあります。
初めて聞いた方も多いと思いますが、
この「向かい干支」について、詳しくご紹介いたします。
向かい干支って?
向かい干支とは、
自分の生まれ年にあたる干支から数えて七番目にあたる
十二支の動物(十二支を円状に配した場合、
自分の干支と向かいあわせになる動物)のこと。
Wikipedia ーより引用
ネズミ年ならウマ年。
ウサギ年ならトリ年といった感じで、
円状に配置した時、自分の干支と向かい
合っている干支のことを「向かい干支」と呼びます。
向かい干支は自分の干支とは正反対の性質を
もっているため、自分にはないパワーを
与えてくれる「守り干支」とも呼ばれている。
・子年生まれ → 午年
・丑年生まれ → 未年
・寅年生まれ → 申年
・卯年生まれ → 酉年
・辰年生まれ → 戌年
・巳年生まれ → 亥年
・午年生まれ → 子年
・未年生まれ → 丑年
・申年生まれ → 寅年
・酉年生まれ → 卯年
・戌年生まれ → 辰年
・亥年生まれ → 巳年
出典:西野神社 社務日誌
反対側に配置されている干支は、
自分の持っている性質とは
「正反対のパワー」を持っていると言われています。
そのため、着物に刺繍したり、
小物を大事に持ち歩いたりする風習が、
江戸時代からありました。
粋な風習です!
昔は子供の着物の背中に向かい
干支を入れる風習があって、
七五三の着物に母親が刺繍を入れたりしました。
実は、今でも噺家さんや俳優は、
着物の柄や小物に向かい干支を
愛用してはるそうです。
現代なら、スマホの待ち受けを変えたり、
かばんにグッズをつけたりといった感じでしょうか。
文豪の泉鏡花は、トリ年だったため、
ウサギグッズを熱心に集めていたようですが、
干支によっては、集めるのが難しいこともありそうです。
相性がいいのは、アイテムだけではなく、
人も同様と言われます。向かい干支の人は、
お互いに足りないものを補い合える関係を築けるので、
友人でも恋人でも、相性がよく、縁(えにし)も深いとのこと。
こんなことを聞いたら、周りの方の干支が
ちょっと気になってしまいますね
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Posted by 応根かおり at 08:00
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